国公立数学 はるき

国公立を目指す受験生のために数学を高い水準で安定させるノウハウを詰め込んだブログです!

知らないと損!なんでも解ける数学の技!!〜3次関数の最大・最小〜

こんにちは、はるきです!!

 

 

3次関数の最大最小の問題、

場合分けなどが出てくることが多く、

苦手意識がある人も

多いかもしれません😢

 

しかし、

頻出テーマなので、

苦手意識を無くしておく必要があります!

 

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そこで、みなそんに、

"3次関数の最大最小における、場合分けの3つのポイント"

をお伝えします!

 

 

これを知らなければ、

 

場合分けに漏れやダブり

が出たり、そもそもやり方が

わからなかったり

してしまいます!

 

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逆に、

 

これを知っていれば、

 

最適な場合分けができ、

あとは簡単な計算で

正解に辿り着くことができます!

 

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それでは、

その"3つのポイント"をお伝えします!

 

 

それは、以下の3つです!

 

 

1.グラフの概形が変わるときは分ける(極値をもつかどうか)

 

2.グラフが動くときも、グラフは固定して区間を動かす

 

3.区間と極大極小の位置、端点と極大値極小値の大小に着目して分ける

 

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これだけでは分かりづらい

かもしれないので、

例題を1つ使って具体的に

説明していきます!

 

それでは、以下の例題を考えてみましょう!

 

「aを実数とする。 

 区間0≦x≦1における、

 f(x)=x^3-3axの最大値Mを求めよ。」

 

それでは見ていきましょう!

まずf(x)を微分すると、

f'(x)=3x^2-3aになります!

 

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ここで、ポイント1です!

グラフの概形が変わるところ、すなわち、

極値をもつかどうかが変わるところで

場合分けをします!

 

今回は、a=0です!

a≦0のとき、常にf'(x)≧0なので

極値はもちません!

 

a>0のとき、

f'(x)=3(x+√a)(x-√a)=0となる、

x=±√aで極値を2つもちます!

なので、a≦0とa>0で場合分けをします!

 

a≦0のときは、

f'(x)≧0より単調増加なので、

M=f(1)=1-3aです!

 

a>0のときは、さらに場合分けが必要です!

ポイント2,3です!

グラフを固定し、区間を動かして

考えましょう!

 

今回は、

極値をとる√aと1の大小、

極値2a√aと端点1-3aの大小

が変わるところで場合分けをします!

 

場合分けさえできれば、

後は地道に計算するだけです!

 

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このように、

3次関数の最大最小の問題は、

上のポイントを押さえた場合分けで

解くことができます!

 

これでもう

3次関数の最大最小も怖くありません!

 

まずは、

これを意識して

実際に1問解いてみましょう!!

 

練習問題を置いておきますね!

「aを実数とする。 

 区間-1≦x≦0における、

 f(x)=x^3-3axの最大値Mを求めよ。」

 

 

これを自分のものにして、

志望校合格を

掴みとりましょう!!