こんにちは、はるきです!!
長さ、面積、体積、角度などの、
図形量に関する最大最小の問題は、
どう考えていいかわからない…
という人もいるかもしれません。
しかし、
実はそんなに難しいものではありません!
そこで、みなさんに、
"図形量の最大最小の解法"
をお伝えします!
これを知らなければ、
ただ図形を眺めるだけで
時間が過ぎてしまいます!
そして、図形量の最大最小が
ずっと解けないままです!
逆に、
これを知っていれば、
着実に答えに近づき、
仮に完答できなくても
部分点をもらうことができます!
それでは、
その"解法"をお伝えします!
それは、以下です!
「図形量の最大最小」
A.幾何的解法
求める図形を幾何的に考察し、
最大最小となる図形的状態を求め、
それを丁寧に論証します!
B.代数的解法
数式を使って代数的に解きます!
具体的には以下の3ステップです!
1.動くものに文字置く(範囲に注意⚠️)
2.求める図形を数式化
3.その関数の最大値最小値を求める
この2つを常に
頭の片隅に置いておき、
一方でつまったら
もう一方も試す
ようにしましょう!
また、いずれの方法でも、
"図を丁寧に書く"
ように心掛けましょう!
図が雑だと、
ミスに繋がります!
これだけでは分かりづらい
かもしれないので、
実際に1問例題を見てみましょう!
それでは、以下の問題を考えます!
「xy平面上に3点A(2,1),B(s,s),C(t,0)をとる。
AB+BC+CAを最小とするs,tを求めよ。」
まずこの問題を見ると、
普通は代数的解法で解こうとします!
文字は既に置かれているので、
あとは代数的に処理するだけです!
しかし、計算すると、
AB+BC+CA=√2s^2-6s+5 +√2s^2-2st+t^2 +…
となり、これの最大最小を考えるのは、
得策とは言えません!
そこで、幾何的解法です!
この問題を幾何的に考察します!
Aを、y=x,x軸に関して対称移動
した点をそれぞれA1,A2とすると、A1(1,2),A2(2,-1)となります。
このとき、
AB+BC+CA=A1B+BC+CA2≧A1A2
となります!
よって、直線A1A2と、直線y=x,x軸
の交点をそれぞれ求めて、
s=5/4,t=5/3となります!
このように、
図形量の最大最小の問題は、
上のいずれかの解法で
"必ず"解くことができます!
これでもう
図形量の最大最小も怖くありません!
まずは、これを意識して
上の問題を自力で
もう一度解いてみましょう!
これを自分のものにして、
志望校合格を
掴み取りましょう!!